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米軍の停止していたガザ桟橋が再開されると当局者が発表

ガザにある米軍運営の人道支援桟橋の撤去前の近景を示す衛星画像(2024年6月12日)。(ロイター)
ガザにある米軍運営の人道支援桟橋の撤去前の近景を示す衛星画像(2024年6月12日)。(ロイター)
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20 Jun 2024 01:06:03 GMT9
20 Jun 2024 01:06:03 GMT9
  • 米軍は、この桟橋には最初の90日間で2億ドル以上の費用がかかり、約1000人の軍人が参加すると見積もっている。

ワシントン:ガザにある米軍の浮き桟橋は、パレスチナ人への人道支援物資の積み下ろしのため、木曜日に操業を再開する予定だと、2人の米政府関係者が水曜日にロイターに語った。

匿名を条件に語った2人の関係者によると、桟橋は先週金曜日、海上のコンディション不良のため一時的に撤去されたが、水曜日に岸に再び取り付けられたという。

援助物資は5月17日に米国が建設した桟橋を経由して到着し始め、国連はトラック137台分、約900トンの援助物資を倉庫に運んだと発表した。

しかしその後、荒波が桟橋を破損し、修理を余儀なくされた。天候不順と安全保障上の配慮から、桟橋が稼働する日数は限られている。

ジョー・バイデン米大統領は3月、イスラエルとパレスチナ武装勢力との戦争中、人口230万人のハマスが支配するガザに飢饉が迫っていたため、援助物資を届けるために桟橋を設置する計画を発表した。

米軍は、この桟橋には最初の90日間で2億ドル以上の費用がかかり、約1000人の軍人が参加すると見積もっている。

いつまで稼働するかは不明だ。

パトリック・ライダー空軍少将は火曜日に国防総省で演説し、軍が桟橋の運用を完全に停止する時期については明言を避けた。ライダー空軍少将は、この桟橋のおかげで、これまで合計3,500トン以上の援助物資がガザの海岸に届いたと述べた。

「この桟橋は常に一時的なものであることを念頭においている」 と記者団に語った。

「また、ここで一歩引いて、全体像を考えてみる。 陸路であれ、海路であれ、空路であれ、(米国は)ガザに支援を届けるためにあらゆる手段を用いている」

ロイター

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