
ラバト: モロッコ外務省は月曜日、モロッコは戦争で荒廃したガザのパレスチナ人に40トンの医療援助を送り始めたと発表した。
援助物資には、火傷や骨折を治療するための手術器具や消耗品、子供用の医薬品などが含まれるという。
援助物資は空輸され、3月にモロッコが初めて援助物資を届けたケレム・シャローム国境検問所で、パレスチナの赤い三日月基金のトラックに積み込まれる予定である、と上級外交筋がロイターに語った。
モロッコ当局は、イスラエルとの関係を平和の促進とパレスチナ人の権利擁護のために利用しているというが、ガザでの戦争が始まって以来、モロッコの都市ではこうした関係を批判する抗議行動が多発している。
イスラエルによるガザでの地上・空爆作戦は、ハマス率いる武装勢力が10月7日にイスラエル南部に突入し、イスラエルの集計によれば、約1,200人が死亡、250人以上が人質に取られた後に始まった。
報復のためのイスラエルの攻撃により、パレスチナ保健当局によれば、37,600人以上が死亡し、ガザの大部分が廃墟と化した。
ロイター