
デイル・アル・バラ:カイロでの停戦交渉が進展しそうな中、パレスチナ保健当局によると、ガザ中心部の難民キャンプを襲ったイスラエル軍の3回の空爆により、少なくとも13人が死亡した。
ヌセイラット難民キャンプとブレイジ難民キャンプでの死者の中には、子供3人と女性1人が含まれていた。この13人の死体は、APジャーナリストが病院で数えたものである。
木曜日の夜遅く、ヌセイラットの自宅を空爆した際に死亡した妊娠中のパレスチナ人の母親から、医療チームが生きている赤ん坊を発見した。
妊娠中のオラ・アルクルドさん(25)は、他の6人とともに空爆で死亡したが、救急隊員によってすぐにガザ北部のアル・アウダ病院に運ばれ、胎児を救うことができた。数時間後、医師がAP通信に語ったところによると、男児が誕生したという。
まだ名前のわからない新生児は安定しているが、酸素不足に苦しんでおり、保育器に入れられているとハリル・ダジュラン医師は述べた。男の子の父親は同じ攻撃で負傷したが、一命を取り留めた。
イスラエルは10月以来、38,900人以上のパレスチナ人を殺害している。ガザへの攻撃は、沿岸部のパレスチナ領土に人道的大惨事を引き起こし、230万人の人口のほとんどを避難させ、広範な飢餓を引き起こした。
4月には、パレスチナ人の未熟児が死んだ母親の胎内から救出されたが、数日後に死亡した。
カイロでは、米国を含む国際調停者が、イスラエルとハマスに対し、戦闘を停止し、ガザにいる約120人の人質を解放する段階的合意に向けて働きかけを続けている。
金曜日に、アンソニー・ブリンケン米国務長官は、ハマスとイスラエル間の停戦合意は、ガザでハマスに捕らわれているイスラエル人の人質を解放するための 「10ヤードラインの内側 」にある、と述べた。
11月の1週間の停戦以来、実りのない交渉が続いており、ハマスとイスラエルは、合意に近づくにつれ、互いがこの努力を台無しにしていると繰り返し非難している。
AP