


ジュネーブ:10月のガザ戦争開始以来、ガザ地区の建物の3分の2近くが損傷または破壊されていると国連が金曜日に発表した。
「衛星画像に基づくUNOSATの最新の被害建物評価では、ガザ地区で15万1265棟が被害を受けた」
「このうち、30%が破壊され、12%が深刻な被害を受け、36%が中程度の被害を受け、20%が被害を受けた可能性がある」
評価では、2023年5月以降の画像と今年7月6日の画像を比較した。
「民間インフラへの影響は明らかで、何千もの家屋や重要施設が被害を受けた」
UNOSATによると、紛争によってガザ地区で発生した瓦礫の総量は約4,195万トンにのぼるという。この数字は、1月7日に推定された約2300万トンから83%増加している。
またUNOSATによれば、2008年以降、パレスチナ自治区で発生した過去の紛争による瓦礫の合計の14倍にもなるという。
UNOSATは、ガザ地区の1平方メートルあたり114kgの瓦礫が発生したと推定している。
ジュネーブに拠点を置くUNOSATは、衛星画像に基づく分析により、人道コミュニティが紛争に関連する被害の程度を評価し、緊急救援活動の策定に役立てることができるとしている。
AFP