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保護服への高まる需要を満たすべく働くガザ地区の縫製工場

07 Apr 2020
ガザ地区のEmad Haboubさんの工場は現在保護服を製造している。(提供)
ガザ地区のEmad Haboubさんの工場は現在保護服を製造している。(提供)
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Updated 07 Apr 2020
07 Apr 2020
  • ガザ地区は、イスラエルによるおよそ14年間にわたる封鎖による厳しい不況に苦しむ。

Hazem Balousha

ガザ市:Emad Haboubさんは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大とともに世界中で需要が高まっている保護服を不休で製造している。

今回の危機が始まる前、同氏の工場は病院向けに稼働していたが、現在、医療用オーバーオールをはじめとする保護服を地域市場とウェストバンクの両方に出荷している。

「需要の高まりに応えるために現在、週末を含めて毎日12時間保護服を製造しています」とHaboubさん(47)はアラブニュースに述べた。

「ガザ地区は原材料の深刻な不足に直面しており、製造を続けられるよう海外から輸入すべく現在取り組んでいます」

現地市場の需要は満たされているものの、確認された症例の増加とともにウェストバンクの需要が日々高まっている。

少なくとも252名のパレスチナ人がCOVID-19に感染しており、そのうち12名はガザ地区在住でその他がウェストバンク在住だ。また、死者1名が報告されている。

ガザ地区は、イスラエルによるおよそ14年間にわたる封鎖による厳しい不況に苦しむ。パレスチナ中央統計局によると、失業率は2019年には52%に達した。

40年間にわたって縫製業に携わってきたMajed Shubairさんは、仕事が続いているという点では現在は、2007年にハマスがガザ地区を制圧して以来最高の期間の一つだと考えている。「週末を含め不休で働いていますが、これは長年の間なかったことです」と7人の子の親であるShubairさんは語った。

「この世界的危機が終わることを願っていますが、同時に、仕事が続いて世界の他の場所と同じようにガザ地区で生活できることを望みます。私たちは長年にわたって常に苦しんできました」

Hassan Shehadaさん(56歳)の縫製工場は、長年にわたってイスラエルの小売店のために服を製造してきたが、3週間前から医療用マスクの製造に切り替えた。

「イスラエルの市場や店が閉められてしまったので、イスラエルの小売店に向けた服の製造はもう問題ではありません。医療用マスクの需要が高まり、それに伴って工場の製造も切り替えました」とShehadaさんは言う。

「地元市場向けに製造していますが、原材料が不足しています。原材料がないと、ガザ地区に向けて製造することができません」

「ガザ地区に必要なのは仕事です。このパンデミックが終わっても、ガザ地区の危機は終わりません」とShehadaさんは述べた。

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