
モスクワ: ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は火曜日、パレスチナ自治政府のアッバース大統領に対し、モスクワはガザでの民間人の死について「懸念している」と述べた。
ロシア国営テレビの映像によると、プーチン大統領は「我々は何よりも民間人の犠牲を懸念している」
「我々はパレスチナとパレスチナの人々を支援するために、あらゆることをしている」
「この地域に長続きする、信頼できる安定した平和を築く唯一の方法は、すべての国連決議の履行と、本格的なパレスチナ国家の創設である」、と彼は付け加えた。
アッバース氏はプーチン氏に対し、「我々は、ロシアがパレスチナ人の親愛なる友人の一人であると感じている」と述べた。
ガザの民間防衛局によると、週末にガザの学校の校舎が攻撃され、11人の子供を含む少なくとも93人が死亡した後、両首脳は会談を行った。
イスラエル軍は、この空爆で31人の武装勢力を「排除」したと発表した。
モスクワは何年もの間、イスラエルやパレスチナ人を含む中東のすべての主要プレーヤーとの関係のバランスを取ろうとしてきた。
しかし、イスラエル・ハマス戦争とロシア自身のウクライナ攻撃以来、プーチンはイスラエルの敵であるハマスとイランに接近している。
ガザ戦争は、ハマスによる10月7日のイスラエル攻撃から始まった。イスラエルの公式発表に基づくAFP通信の集計によれば、1,198人(ほとんどが民間人)の死者を出した。
ガザにおけるイスラエルの軍事攻撃により、同領土の保健省が発表した死者数によれば、少なくとも39,929人が死亡した。
クレムリンは、10月7日の攻撃に対するイスラエルの対応を繰り返し批判し、自制を求めている。
時事通信