
エルサレム:イスラエルのモサド長官が木曜日にドーハで行われる会談に出席し、10ヶ月以上の戦争後のガザ停戦と人質解放の取り決めを求めると、イスラエル首相官邸が水曜日に発表した。
「ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、明日のイスラエル代表団のドーハへの出発を承認し、交渉実施の委任も承認した」と声明は発表した。
ネタニヤフ首相のオメル・ドストリ報道官はAFPに対し、イスラエルのスパイ組織モサドのデビッド・バルネア代表とシンベト安全保障局のロネン・バー局長がチームの一員であると語った。
「モサドのトップ、シンベトのトップ、ニッツァン・アロンとオフィール・フォークがチームを構成している」とドストリ報道官は語った。アロン氏は人質に関する問題を調整し、フォーク氏はネタニヤフ首相の政治顧問である。
パレスチナの過激派組織ハマスがドーハに交渉官を派遣するかどうかは明らかにしていない。
ハマス関係者は匿名を条件に、AFP通信に「仲介者との交渉は続いており、ここ数時間でさらに激化している」と語った。
「ハマスが望んでいるのはバイデン案であり、交渉のためだけの交渉は望んでいない」
「我々は、(イスラエルの)占領政府に、交渉を長引かせるという政策をやめさせ、我々の民衆の虐殺をやめさせなければならない」