
モスクワ: ロシアの国営通信タス通信は、中東のロシア軍関係者の話として、シリアに駐留する米連合軍の戦闘爆撃機が日曜日、ホムス州上空でロシアの偵察機に「危険なほど」接近したと報じた。
アメリカはシリアに900人、隣国のイラクに2500人の部隊を派遣し、ダーイシュの復活を防ごうとする現地部隊を顧問・支援している。
「米連合軍のF/A-18戦闘爆撃機が、シリア領空を定期飛行していたロシア航空宇宙軍のAn-30航空機と危険な接触に遭遇した」
「ロシアの乗組員は高いプロ意識を発揮し、衝突を防ぐために必要な措置を迅速にとった」
事故はホムスのアル・タンフ地域上空で起こったとタス通信は伝えた。
ロイターはこの報道を独自に確認することはできなかった。
米国防総省は、ロイターのコメント要請に直ちに回答していない。
アメリカは、ヨルダンとの国境を越えたシリアのアルタンフ地方に軍事基地を置いている。
ロイター