
エルサレム:イスラエル軍は水曜日、戦争で荒廃したガザ南部で軍用ヘリコプターが一夜にして墜落し、兵士2人が死亡、7人が負傷したと発表した。
「初期調査の結果、墜落は敵の攻撃によるものではなかった。墜落の結果、イスラエル国防軍兵士2名が死亡した」と軍は声明で述べ、負傷者7名は治療のため病院に搬送されたと付け加えた。
軍は、ヘリコプターが南部の都市ラファの近くに着陸したときに発生した墜落の原因を調査していると述べた。
今回の死者により、10月27日の地上攻撃開始以来、ガザ作戦における軍の損失は344人となった。
AFPがイスラエルの公式発表に基づき集計したところによると、戦争は10月7日にハマス過激派がイスラエル南部を攻撃した後に勃発し、その結果、1,205人(ほとんどが民間人)が死亡した。
この攻撃で武装勢力は251人を拉致し、うち97人はいまだにガザに拘束されている。
ハマスが統治するガザ保健省によれば、イスラエル軍の報復攻撃によって少なくとも41,020人が死亡したという。
国連人権事務所によると、ガザでの死者のほとんどは女性と子どもだという。
AFP