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アキバカフェ:サウジアラビアのマンガ天国

カフェの利用者はドリンクを注文したり、食堂風のテーブルでアキバのコレクションを無料で見たり、好きなマンガのストーリーを一人楽しんだりする事ができる。(AN photo:フダ・バシャタ)
カフェの利用者はドリンクを注文したり、食堂風のテーブルでアキバのコレクションを無料で見たり、好きなマンガのストーリーを一人楽しんだりする事ができる。(AN photo:フダ・バシャタ)
AN photo:フダ・バシャタ
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10 Aug 2020 07:08:33 GMT9
10 Aug 2020 07:08:33 GMT9

アセール・バシュラヒール

大手アニメシリーズや映画作品に取り組む日仏ハーフの2Dアニメーター、アルト健(Ken Arto)は、彼の仕事の背後にあるインスピレーション、キャリアについて語り、日本とフランスのアニメーションスタイルの違いを強調した。

現在日本在住の彼は、これまでに『マイヒーローアカデミア』、『デカダンス』、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』、『ドラゴンボール超 ブロリー』、『シティーハンター <新宿プライベート ・アイズ>』など、多数のプロジェクトに関わった。

日本のアニメとマンガでインスピレーションを受けたもの:

「日本のアニメとマンガでは、宮崎駿監督(9歳で初めて『もののけ姫』を見ましたが、非常に大きな衝撃をうけました)、故今敏監督( 現実と架空を混在させた方法では『千年女優』に驚かされました)、カリスマ・アニメーターの井上 俊之さん(素晴らしいリアルな動きの表現に驚かされました)からインスピレーションを受けました」と語った。

「好きなマンガとアニメは、『鋼の錬金術師』、『ジョジョの奇妙な冒険』、『ドラゴンボール』、『新世紀エヴァンゲリオン』です」とも加えた。

訪日:

「初来日は1歳の時でした。母が日本人で、東京の家族によく会いに行きました」と語った。

日常生活での日本文化への適応:

日本で生活し、働くことを通じて、彼は根気強くやり遂げるという考え方に順応するよう努力した(少年漫画的精神)。

これは日本文化から学んだことだった。

「日常生活の中で日本文化から最もインスピレーションを受けたのは、成功するまで屈せず仕事をやり通すことです(少年漫画的精神)」と語った。

アニメーターとしてのキャリア構築:

「2015年の暮れに、スタジオ『グラフィニカ』で、動画と仕上げで働きはじめました。『このスタジオは下請けだったので、『ポケモン』、『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』、『食戟のソーマ』など、さまざまな多くのプロジェクトで作業することができました」と語った。

「取り組んだアニメーションの初プロジェクトは、2011年、日本のスタジオ、テレコム・アニメーションフィルムでの初めてのインターンでした。『ルパン三世 血の刻印~永遠のmermaid』の中割りを紙で作業しました。大塚康生さん、横堀久雄さん、友永和秀さん、西見祥示郎さんなど、素晴らしいアーティストたちと出会え、素晴らしい経験をしました」とも加えた。

キャリアで直面した課題:

「アニメーターとしてのキャリアで数多くの課題に直面しましたが、最も顕著な課題の一つが、制作のスピードを上げることでした。アニメーターは、出来上がる枚数ごとに報酬が支払われます。引き渡しの締め切りに間に合わせて、給料を稼ぐには速く描ける必要があります。プロジェクトのきつい納期のため、時間に間に合わせて仕上げるには、激務での残業で徹夜になることも多いです」と言った。

日本とフランスのアニメーションスタイルと作業条件の違いについて:

「フランスのスタジオではインターンのみを経験しましたが、大きな違いは、日本のプロダクションの多くはまだ紙を使っていますが、フランスのプロダクションはデジタルで制作しています。」と語った。

「また、アニメーターが背景レイアウト、シーン内の全キャラクタの動きとエフェクトに責任を持ちますので、日本で原画マンになるには、各分野でのスキルが必要です。他方、フランスでの背景レイアウト、キャラクタの動きとエフェクトは、複数の人が担当し、特定分野に優れたスタッフが大勢います」と付け加えた。

今後のプロジェクト:

「アニメ映画2作品に取り組んでいます。一つはスタジオ4C、もう一つはユーフォーテーブルの作品です」と語った。

未来のアニメーションアーティストへのアドバイス:

「日本語学習は非常に重要です。チームとのコミュニケーションが必要ですが、すべてのスタジオには通訳がいるわけではありません。そのため、素晴らしいアニメーターたちの中で学びたければ、日本語は不可欠な要件になります」。アニメーションアーティストになりたい、日本のアニメーションプロジェクトで働きたい人に向けたメッセージとして、こう彼は言った。

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