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モロッコ、北アフリカで初のmpox症例を確認

2024年8月30日、コンゴ民主共和国キンシャサのビジャナ病院の治療センターで、mpoxウイルスによる発疹を患う患者の手が撮影された。(ロイター/ファイル写真)
2024年8月30日、コンゴ民主共和国キンシャサのビジャナ病院の治療センターで、mpoxウイルスによる発疹を患う患者の手が撮影された。(ロイター/ファイル写真)
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14 Sep 2024 12:09:29 GMT9
14 Sep 2024 12:09:29 GMT9
  • アフリカCDCによると、モロッコで15のアフリカ連合加盟国が感染例を報告しており、現在ではアフリカ全土のあらゆる地域で感染が確認されている。
  • 今年に入ってから、15の被災国で26,544件の被害が報告されており、そのうち5,732件が確認されている。

ラバト:アフリカ疾病対策センター(Africa CDC)は金曜日、WHOが先月国際緊急事態を宣言して以来、北アフリカで初めて、モロッコの観光都市マラケシュで mpox の症例が確認されたと発表した。

「アフリカ CDC は、モロッコ保健省が報告した2024年の北アフリカにおける初の mpox 症例を確認した」と、9月12日、疾病対策予防センターのウェブサイトに掲載された声明で発表された。

アフリカCDCによると、モロッコを含め、アフリカ連合加盟国の15カ国で感染が報告されており、現在ではアフリカ全土に広がっている。

以前はモンキーポックスとして知られていたMpoxは、感染した動物から人に感染するウイルスが原因で、また、密接な物理的接触により人から人へ感染することもある。

時に死に至ることもあるMpoxは、発熱、筋肉痛、大きな膿疱のような皮膚病変を引き起こす。

アフリカCDCは、「マラケシュの32歳の患者は『陽性反応』を示し、治療を受けている」と発表した。

「モロッコ当局は緊急対応体制を発動し、迅速対応チームを派遣し、疫学調査と接触者追跡を開始した」と声明は付け加えた。

モロッコ保健省は、患者はマラケシュの専門医療センターで治療を受けており、「健康状態は安定しており、心配するような状況ではない」と発表した。

これまでに、患者と接触した人々の中で症状が現れた者はいないと、同省は付け加えた。

世界保健機関(WHO)は、コンゴ民主共和国で新型のクレード1b株の感染例が急増し、近隣諸国にも広がっていることを懸念し、8月14日に国際的な緊急事態を宣言した。

アフリカCDCの統計によると、感染例のほとんどは中央アフリカで発生している。

同機関によると、今年に入ってから、感染が確認された15カ国で26,544件の症例が報告され、そのうち5,732件が確認された。また、724人の死亡者も報告されているという。

AFP

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