
ドバイ:アラブ首長国連邦(UAE)は、パレスチナ国家の樹立なしにガザ地区の戦後計画を支援する用意はない、とアブダッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン外相が土曜日にツイートした。
「UAEはパレスチナ国家樹立なしにガザ地区の戦後を支援する準備はできていない」と、土曜日に投稿された彼のツイートには書かれていた。
アブダビの外交顧問であり、元副大臣のアナワル・ガルガッシュ氏は、アブドゥラー大臣の声明は、UAEがパレスチナとイスラエルの2国家解決策以外は拒否することを明確に示していると述べた。
ガルガッシュ氏は、X上で「アブドゥラー・ビン・ザーイド殿下が、パレスチナ国家樹立なしにはガザ地区での戦闘の翌日を支援する用意はないと述べたことは、パレスチナの兄弟たちを支援するという我々の確固とした不動の立場と、この地域に安定をもたらすには2国家解決策以外にないという信念を反映している」と書いた。
さらに、「アラブ首長国連邦はパレスチナの人々と彼らの自決権を支持する」と付け加えた。
それ以前に、UAEは、戦争終結後にガザ地区で新たな統治体制を築くための一時的な国際ミッションの派遣を呼びかけていた。
同国の国際協力担当副大臣であるReem bint Ebrahim Al-Hashimy氏は声明で、2国家解決策の実現を目指す国際的な取り組みと、戦後のガザ地区における法と秩序の確立と人道危機への対応を支援するミッションに対するUAEの支援を改めて表明した。