テヘラン:イランの南ホラーサーン州の炭鉱で発生したガス爆発により、少なくとも51人が死亡、20人が負傷したと、イラン国営メディアが日曜日に伝えた。
国営メディアによると、マダンジュー社が運営する炭鉱のBおよびCブロックでメタンガスが爆発したことが事故の原因であるという。
「この国の石炭の76%は、この地域から供給されており、マダンジュー社を含む8~10社の大手企業がこの地域で操業している」と、南ホラーサーン州知事のアリ・アクバル・ラヒミ氏は日曜日に国営テレビで語った。
ブロックBでの救出作業は完了した。ブロック30にいた47人の作業員のうち30人が死亡、17人が負傷したと、ラヒミ知事は以前に述べた。
ブロックCでの救出作業が開始された。ブロック内のメタン濃度が高いため、作業には3~4時間かかるだろうと、同知事は付け加えた。
国営テレビによると、爆発発生時、ブロックには69人の作業員がいた。
「負傷者17人が病院に搬送され、24人が依然として行方不明である」と、日曜日の早い時間、イラン赤新月社の代表者の言葉を引用して伝えた。
国営メディアによると、爆発は土曜日の午後9時(グリニッジ標準時午後5時30分)に発生した。
マスード・ペゼシュキアン大統領は犠牲者の遺族に哀悼の意を表した。「閣僚と話し、全力でフォローアップしていく」とペゼシュキアン大統領はテレビのインタビューで語った。
ロイター