
ベイルート:激しいイスラエルの攻撃により、最大100万人がレバノンの一部から避難を余儀なくされている可能性があり、これは同国史上、最悪の避難民危機となる可能性があると、ナジーブ・ミカティ首相は日曜日に述べた。
ミカティ首相は報道陣に対し、「推定数は非常に多く、100万人に達する可能性がある」と述べた。これはレバノンの人口のおよそ6分の1に相当する。
「これはレバノンで起こった可能性のある最大の避難民移動である」と首相は述べた。
金曜日には、イスラエルがヒズボラの有力指導者ハッサン・ナスララ師を殺害した。この動きは、レバノンおよび周辺地域を不安定化させるリスクがあると多くの人が懸念している。
月曜日以来、レバノンの東部、南部、およびベイルート南部全域で激しいイスラエル軍の攻撃により、数百人が死亡し、多くの人が家を追われた。
今週初め、国連難民高等弁務官事務所のフィリッポ・グランディ氏は「レバノン国内で20万人以上が避難を余儀なくされている」と述べ、5万人以上が隣国シリアに避難していると付け加えた。
イスラエルが、同盟国ハマスを支援しているとしてヒズボラがガザ戦争を理由に1年近くにわたって国境を越えて発砲してきたことを受け、作戦の焦点をガザ地区からレバノンに移したことで、この激しい空爆が行われている。
AFP