テヘラン:イラン外相のアッバス・アラグチ氏は月曜日、イエメンのイラン支援のフーシ派の幹部であるモハメド・アブデルサラム氏とマスカットで会談した。
外務省は、アラグチ外務大臣のオマーン訪問中の会談の様子を撮影した写真を公開した。これは、イスラエルがイランによるミサイル攻撃への報復を表明して以来、同地域で相次いでいる外交訪問の一環である。
写真のキャプションには、「イエメン国民救政府の報道官兼首席交渉官であるモハメド・アブデルサラム氏との会談と協議」と書かれており、これはフーシ派政権を指している。
イランは10月1日、同地域におけるテヘラン寄りの武装勢力指導者やイラン革命防衛隊の将軍が殺害されたことへの報復として、イスラエルに200発のミサイルを発射したと発表した。
イスラエルはそれ以来、報復すると表明している。
イエメンのフーシ派は、ガザ地区のパレスチナのハマス派やヒズボラとともに、イスラエルに対抗する武装集団の「抵抗の軸」を構成している。
アラグチ氏のマスカット訪問は、バグダッド訪問の後に行われた。
先週、同氏はカタールとサウジアラビアを訪問し、主にレバノンとガザ地区における停戦の確立と、紛争が地域全体に広がるのを防ぐ方法について話し合いが行われた。
日曜日、アラグチ氏は、イランは「戦争の状況に完全に備えている…しかし、我々は戦争を望んでおらず、平和を望んでいる」と繰り返し述べた。
AFP