
イランの最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師は土曜日、ハマス指導者ヤヒヤ・シンワルの死は「抵抗の軸」を止めることはなく、ハマスは存続すると述べた。
「抵抗の軸」にとって彼の死は間違いなく痛手だが、著名な人物の殉教によってこの戦線が前進を止めることはない」とハメネイ師は声明で述べた。「ハマスは生きているし、これからも生き続けるだろう」
ガザ地区での戦争のきっかけとなった2023年10月7日のイスラエルに対するハマスの攻撃の首謀者であるシンワルは、1年間にわたる追跡の末、水曜日にイスラエル軍との銃撃戦で死亡し、木曜日に死亡が発表された。
「彼は抵抗と闘争の輝かしい象徴であった。 鋼のような決意で、彼は圧制的な侵略者である敵に立ち向かった。 知恵と勇気をもって、彼はこの地域の歴史に刻まれる10月7日の取り返しのつかない打撃を与えた。 そして、名誉と誇りをもって、彼は殉教者の天国へと昇天した」とハメネイ師は述べた。
イランの支援を受けて長年かけて築き上げられた「抵抗の軸」には、ハマス、レバノンのヒズボラ、イエメンのフーシ派、そしてイラクとシリアのさまざまなシーア派グループが含まれる。これらのグループは、自らをイスラエルと中東における米国の影響力に対する抵抗勢力と称している。
「いつものように、神の恩寵と助けにより、私たちは誠実な戦士や戦闘員の側にいるだろう」とハメネイ師は述べた。
ロイター