
カザン:ロシアのプーチン大統領は木曜日、BRICSサミットで、中東は全面戦争の瀬戸際に立たされていると述べた。
「1年前にガザ地区で始まった軍事行動は、今やレバノンにまで広がっている。この地域の他の国々も影響を受けている」と、プーチン大統領はカザンで開かれた会議で述べた。この会議には、世界の指導者数名が出席した。
「イスラエルとイランの対立の度合いは急激に高まっている。これはすべて連鎖反応を思わせるものであり、中東全体を全面戦争の瀬戸際に立たせている」とプーチン氏は述べた。
中東での暴力は、パレスチナの独立国家が樹立されるまでは終わらないだろうと、プーチン大統領はパレスチナの指導者マフムード・アッバース氏が出席したサミットで述べた。
「パレスチナ領土の平和と安定を回復するための重要な要求は、国連安全保障理事会と総会で承認された2国家方式の実行である」とロシア大統領は述べた。
さらに、これは「パレスチナ人に対する歴史的不正義を正すこと」であると付け加えた。
「この問題が解決しない限り、暴力の悪循環を断ち切ることはできないだろう」
AFP