
エルサレム:イスラエル軍は土曜日、ヒズボラ過激派グループと戦っているレバノン南部で、兵士の一団がレバノン国旗を燃やしたと非難した。
イスラエル軍は、ソーシャルメディア上で出回っている、イスラエル軍の制服を着た6人ほどの人物が、そのうちの1人がライターで旗に火をつけると、飛び跳ねながら宗教的な言葉を歌っている動画を入手した。
「レバノン南部でレバノン国旗を燃やす一部の兵士の行為は、命令違反であり、国防軍の価値観に反し、レバノンにおける軍事活動の目標と一致しないものと見なしている」と、軍報道官のアビチャイ・アドレー氏は述べた。
「我々の戦いは、信条、イデオロギー、アイデンティティのいずれにおいても真のレバノン人ではないテロ組織ヒズボラに対するものである」と、彼はソーシャルメディアプラットフォームXのアラビア語の投稿で付け加えた。
この投稿では、兵士たちに対する制裁の可能性については言及されていない。
ヒズボラの武装勢力がレバノン国旗をポールから引きちぎり、その代わりにヒズボラの旗を掲げているとされる動画が投稿されている。
イスラエルは9月下旬からヒズボラと交戦状態にある。ガザ地区でのハマスとの戦闘に重点を置いていたが、ガザ戦争が継続している間も、北部の国境の安全確保に重点を移している。
ヒズボラは、同盟国であるハマスが2023年10月7日にイスラエルを攻撃し、ガザ戦争が勃発したことを受け、ハマスを支援するためにイスラエルに対する低強度の攻撃を開始した。
AFP