
ダマスカス: バッシャール・アサド大統領を打倒したイスラム主義グループのリーダーは月曜日、戦乱のシリアで反体制派を「解散」させ、その戦闘員を国防省の下に置くと述べ、難民が帰還できるよう制裁を解除するよう求めた。
シリアのアサド大統領は、イスラム主義組織ハヤト・タハリール・アル・シャーム(HTS)が率いる11日間にわたる反体制派の攻勢によって倒された。
HTSの指導者アブ・モハメド・アル・ジャウラニ氏は月曜日、同グループのテレグラム・チャンネルで、すべての反政府派閥は「解体され、戦闘員は国防省の隊列に加わるよう訓練される」と述べた。
現在は本名のアフメド・アル・シャラアを名乗っているジャウラニ氏は、「すべての者は法に従うことになる」と語った。
彼はまた、戦前のシリア人口の約3%を占めるシーア派イスラム教の一派であるドゥルーズ派コミュニティのメンバーに語りかけながら、異なる少数民族や宗教が存在するこの国における団結の必要性を強調した。
「シリアは団結し続けなければならない。社会正義を保証するために、国家とすべての宗教の間に社会契約がなければならない」
いくつかの国や組織はアサド政権の崩壊を歓迎しているが、新政権が国内の少数派をどのように扱うかを見守っていると述べた。
英国外交官代表団との2度目の会談で、HTS指導者はロンドンとの「関係回復の重要性」についても語った。
HTSのテレグラム・チャンネルで報告された発言によると、彼は「シリア難民が自国に戻れるよう、シリアに課されたすべての制裁を終わらせる必要性」を強調した。
HTSはシリアのアルカイダ支部に根ざしており、多くの西側諸国政府によってテロ組織として登録されているが、そのレトリックを緩和しようとしている。
アサド政権が崩壊して以来、すべてのシリア人の権利が守られると主張している。
AFP