
国連 : 援助団体オックスファムは日曜日に、2ヶ月半の間にガザ北部で食料と水を配給したトラックはわずか12台だったと発表し、包囲されたパレスチナ領土における人道的状況の悪化に警鐘を鳴らした。
「この2ヶ月半の間に北ガザ州への入域許可を得た食料と水を積んだわずか34台のトラックのうち、イスラエル軍による意図的な遅延と組織的な妨害により、飢餓に苦しむパレスチナ市民に援助物資を届けることができたのはわずか12台であった」
「そのうち3件は、食料や水が避難先の学校に届けられると、数時間以内に撤去され、砲撃を受けた」とオックスファムは付け加えた。
戦争が始まって以来、ハマスが支配する領土に入る援助を厳しく管理しているイスラエルは、救援団体が大量の援助を処理・分配できないことをしばしば非難している。
ニューヨークを拠点とするヒューマン・ライツ・ウォッチは木曜日、水に焦点を当てた報告書の中で、イスラエル当局によるガザの人々から水を奪う「組織的な」意図的な取り組みと呼ばれるものを詳述した。
これらは、14ヶ月に及ぶパレスチナのハマス武装勢力との戦いの中で、イスラエルに対してなされ、イスラエルによって否定された一連の非難における最新のものであった。
オックスファムは、イスラエルがこの地域への砲撃を強化した今年10月6日以来、同団体と他の国際援助団体がガザ北部で「人命救助のための援助を届けることを妨げられ続けている」と述べた。
オックスファムは、「現在も数千人が避難を余儀なくされていると推定されるが、人道的アクセスが遮断されているため、正確な人数を把握することは不可能だ」と述べた。
「12月初旬、ガザで活動する人道支援団体は、食料や水が完全に底をつき、家や避難所に閉じ込められた弱い立場にある人々から連絡を受けた。
オックスファムは、11月にイスラエル当局によって援助物資の輸送が妨害された一例を取り上げた。
「先月、11台のトラックで構成された輸送隊は、当初イスラエル軍がジャバリアに設置した阻止地点で足止めを食らい、飢餓に苦しむ市民に食料の一部が奪われた」
「目的地へ進む許可が出た後、トラックは軍の検問所で止められた。兵士たちは、絶望的な市民が立ち入ることのできない軍事区域で、援助物資を積み降ろすよう運転手に強要した」
国連総会は木曜日、イスラエルのパレスチナ人支援義務を評価するよう国際司法裁判所に求める決議案を圧倒的多数で承認した。
AFP