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戦闘が拡大するハルツームで少なくとも56人が死亡

AFP通信の取材に医療関係筋が伝えたところによると、首都ハルツーム近郊のオムドゥルマンにある市場がスーダンの準軍事組織による砲撃を受け、土曜日に40人が死亡した。(AFP/File)
AFP通信の取材に医療関係筋が伝えたところによると、首都ハルツーム近郊のオムドゥルマンにある市場がスーダンの準軍事組織による砲撃を受け、土曜日に40人が死亡した。(AFP/File)
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02 Feb 2025 12:02:14 GMT9
02 Feb 2025 12:02:14 GMT9
  • アル・ナオ病院の関係者によると、RSFによる攻撃の後、負傷者が「今も病院に運ばれている」という
  • 同地域で活動する最後の医療施設の一つである病院は、繰り返し攻撃されている

スーダン港:医療関係者とスーダンの活動家によると、土曜日にハルツーム全域で砲撃と空爆により少なくとも56人が死亡した。

2023年4月以来、正規軍と準軍事組織の即応支援部隊(RSF)は権力を巡って争っており、今月に入ってからは、正規軍が首都ハルツームと姉妹都市のオムドゥルマン、ハルツーム・ノースのすべてを掌握しようと戦っているため、戦闘が激化している。

AFP通信の取材に応じた医療関係者によると、土曜日にオムドゥルマンの賑やかな市場がRSFの砲撃を受け、54人が死亡した。

「砲弾は野菜市場の真ん中に命中した。だから、犠牲者や負傷者がこれほど多いのだ」と、生存者の一人がAFP通信に語った。

ナイル川を挟んだハルツームでは、RSFが掌握している地域に対する空爆により、2人の民間人が死亡し、数十人が負傷したと、地元の緊急対応室(ERR)が伝えた。

RSFは土曜日の攻撃を含め、無人機による攻撃を行っているが、正規軍の戦闘機が空爆を独占している。

ERRは、スーダン全土に数百ある緊急医療対応のボランティア委員会のひとつである。

この戦争により、数万人が死亡しただけでなく、1200万人以上が家を追われ、ほとんどの医療施設が使用不可能に追い込まれた。

アル・ナオ病院のボランティアはAFPに対し、「死に装束、献血者、負傷者を運ぶ担架がひどく不足している」と語った。

同病院はオムドゥルマンで運営されている最後の医療施設のひとつであり、繰り返し攻撃されている。

ハルツーム周辺で数ヶ月にわたって膠着状態が続いた後、軍は先月、戦前の司令部を含むハルツームの複数の拠点を奪還し、RSFを徐々に郊外へと追い詰めていった。

目撃者によると、土曜日のオムドゥルマンの砲撃は、RSFが依然として支配している市の西部郊外から行われたという。

南部地区の住民は、市内でロケット砲や砲撃があったと報告した。

RSFの司令官であるモハメド・ハムダン・ダガロ氏が首都を軍から奪還すると誓った翌日に、土曜日の砲撃は発生した。

「我々は以前にも(ハルツームから)彼らを追い出したし、また追い出すだろう」と、彼は珍しくビデオ演説で軍に語りかけた。

ハルツームは、軍とRSFの22ヶ月近くにわたる戦闘の主要な戦場となっており、以前の面影はほとんど残っていない。

ロンドン衛生熱帯医学大学院の調査によると、2023年4月から2024年6月の間に、首都だけで2万6000人が死亡したことが分かった。

国連の発表によると、少なくとも360万人の民間人が避難した一方で、戦闘員が地域全体を占領した。

退去できない、あるいは退去したくない人々は、住宅地への砲撃が頻繁に行われていると報告しており、敵対勢力によって封鎖された包囲地区では広範囲にわたって飢餓状態にある。

国連が支援する「統合食糧安全保障段階分類」によると、ハルツームでは少なくとも10万6000人が飢餓状態にあると推定されており、さらに320万人が危機的なレベルの飢餓状態にある。

全国では5つの地域で飢饉が宣言されており、そのほとんどは主にRSFが支配するダルフール西部の地域である。また、5月までにさらに5つの地域で飢饉が起こると予想されている。

ジョー・バイデン政権は退任前に、スーダン軍の最高司令官であるアブドゥルファッターフ・アル・ブルハン氏を制裁し、軍が学校や市場、病院を攻撃し、飢餓を戦争の武器として使用していると非難した。

この指定は、ワシントンがダルフールにおける「重大な人権侵害」への関与を理由にRSF司令官を制裁した1週間後のことだった。国務省は、同司令官の部隊が非アラブ系少数民族に対して「ジェノサイド」を行ったと発表していた。

AFP

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