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ベイルート港爆発事故2周年、キリスト教総主教が政府を非難

2020年8月のベイルート港爆発事件の犠牲者を追悼するミサを執り行う、マロン派のビシャーラ・ブトロス・アル・ライ総主教。2022年8月4日。(ロイター)
2020年8月のベイルート港爆発事件の犠牲者を追悼するミサを執り行う、マロン派のビシャーラ・ブトロス・アル・ライ総主教。2022年8月4日。(ロイター)
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04 Aug 2022 09:08:34 GMT9
04 Aug 2022 09:08:34 GMT9
  • ビシャーラ・ブトロス・アル・ライ総主教は、調査を遅らせている「高官らを神は非難する」と言い、政府には調査を妨害する「権利はない」と述べた

ベイルート港爆発事故から2周年の木曜日、レバノン最高位のキリスト教聖職者が、事故に責任のある者たちに裁きを下していないとして同国政府を非難し、説明責任を果たすよう求めた。

ビシャーラ・ブトロス・アル・ライ総主教は、犠牲者を追悼するミサの中で、調査を遅らせている「高官らを神は非難する」と言い、政府には調査を妨害する「権利はない」と述べた。

220人以上が死亡し、核によらない爆発としては史上最大級となったベイルート港爆発事故は、2013年から硝酸アンモニウムを大量に保管していたことが原因だった。

2年経ったが、責任を問われた高官はいない。

爆発の正確な原因、および硝酸アンモニウムの存在に対して責任や過失があった者を明らかにするための国内調査は、6ヶ月以上停滞している。

死者数に関しては統一された公式の数字はまだ出ていない。2人の治安関係者によると、少なくとも220人が死亡し、さらに少なくとも20人(大半がシリア国籍)が行方不明になっているという。

ロイター

 

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