
ガザ市:パレスチナのハマス運動は、ドナルド・トランプ米大統領政権と接触し、会談を行う用意がある、とロシアの国営通信RIAがハマス高官の発言を引用し、水曜日未明に発表した。
「我々はトランプ政権と接触し、会談する用意がある」とRIAはハマス政治局幹部のムーサ・アブ・マルズーク氏の発言を引用した。
「過去において、われわれはバイデン(ジョー・前米大統領)政権、トランプ政権、あるいは他のいかなる米政権との接触にも反対しなかったし、われわれはすべての国際的な当事者との会談にオープンである」
ロシア外務省との会談のため月曜日にモスクワを訪れていたマルズークにRIAがいつインタビューしたかは明らかにされていない。
トランプ大統領は火曜日、戦争で破壊されたガザ地区を、パレスチナ人が別の場所に移住した後、米国が引き継ぎ、経済的に発展させると宣言した。
マルズーク氏に対し、ワシントンが中東における重要なプレーヤーであることを考えると、ハマスにとってアメリカとの会談は一種の必然になっていると語った。
「だからこそ我々はアメリカとの会談を歓迎し、この問題に異論はない」と付け加えた。
ロイター