
ベイルート: レバノンの首相は火曜日、イスラエルとヒズボラの停戦合意の履行期限を数日後に控え、テレビインタビューに応じ、国家はレバノンの全領土を掌握しなければならないと語った。
ナワフ・サラム政権は、2年以上にわたる暫定政権の後、土曜日に正式に発足したが、脆弱な停戦を監督し、戦争で傷ついた国を再建するという困難な仕事に直面している。
イスラエルとヒズボラの停戦は、2ヶ月の全面戦争を含む1年以上の敵対行為の後、11月27日から実施されている。
「リタニ川の南側と北側、レバノン全土の地域について言えば……実施されるべきは……レバノン国家は自国の軍団を通じて、(レバノン)領土全体にその権限を拡大しなければならない」と、国営テレビで放映されたインタビューでサラム首相は記者団に語った。
「我々はイスラエルの撤退を望んでおり、この撤退が実現するまで、あらゆる外交的、政治的努力を動員し続ける」と付け加えた。
この取り決めでは、イスラエル軍の撤退に伴い、レバノン軍は国連平和維持軍とともに南部に展開することになっており、その期間は60日間だったが、2月18日まで延長された。
ヒズボラもまた、イスラエル国境に近い南部の陣地から、その期間中に撤退することになっていた。
サラム氏は、世界銀行の見積もりでは、レバノンの戦災地域の復興費用は「80億ドルから90億ドルだが、今日では100億ドルから110億ドルに上昇している」と述べた。
AFP