
テルアビブ: イスラエル国防省は日曜日、マルコ・ルビオ氏がワシントンのトップ外交官として初めてイスラエルを訪問した際、米国製の「重い」爆弾の積荷が一夜にしてイスラエルに到着したと発表した。
「アメリカ政府が最近発表した重爆弾の貨物がイスラエルに到着し、一夜にして荷揚げされた」と同省は声明で述べた。
ルビオ氏はテルアビブのベン・グリオン空港に降り立ち、日曜日にイスラエル政府高官と会談する予定である。その際、ハマスとイスラエルによる15ヶ月以上に及ぶ戦争で荒廃したガザ地区を支配下に置くという、物議を醸しているトランプ氏の提案を強調する予定だ。
ウクライナ戦争で盛り上がった安全保障会議に参加したミュンヘンから来たアメリカの外交トップは、日曜日にエルサレムでイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と会談することになっている。
先日ワシントンを訪れ、ドナルド・トランプ大統領と会談したネタニヤフ首相は、ガザでのイスラエルの次の動きに対するアメリカ大統領の「全面的な支持」に感謝の意を表した。
「イスラエルはこれから何をするか決めなければならない」と、トランプ大統領は土曜日にトゥルース・ソーシャルに投稿した。
「米国は彼らの決断を支持する!」と付け加えた。
ルビオ氏がイスラエルに到着したのは、ハマスが数百人のパレスチナ人囚人の解放と引き換えに、ガザで3人のイスラエル人質を解放した数時間後のことだった。
停戦は今週初めに崩壊しそうになったが、ネタニヤフ首相は土曜日の解放を確実にしたのは「トランプ大統領の断固とした姿勢」だと評価した。
米国の外交トップは会談で、停戦の第2段階について話し合うと予想されている。残りの人質の解放と、より恒久的な戦争終結を見るべきだが、詳細な合意はまだなされていない。
交渉に近い情報筋によれば、調停者は「来週ドーハで」第2段階の協議を開始することを望んでいるという。
ワシントンは、アラブ諸国政府からの代替案に対してオープンであることを表明しているが、現時点では「トランプ大統領の案しかない」と強調している。
トランプ大統領は、パレスチナ自治区を掌握し、その住民をエジプトかヨルダンに移住させることを提案しているが、両国はこの提案に強く反対している。
トランプは、エジプトとヨルダンがガザに住む200万人以上のパレスチナ人を受け入れなければ、エジプトとヨルダンに影響が及ぶと警告している。
「今のところ、唯一の案は-彼らはそれを好まないが-トランプ案しかない。だから、もし彼らがより良いプランを持っているなら、今こそそれを提示する時だ」とルビオ氏は木曜日に語った。
AFP