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イラン、トランプ大統領書簡への返答として米国との直接交渉を拒否

ペゼシュキアン大統領は次のように述べた。「今回の回答では、両国間の直接交渉の可能性は否定されたが、間接交渉の道は依然として開かれていることが強調された」(ロイター)
ペゼシュキアン大統領は次のように述べた。「今回の回答では、両国間の直接交渉の可能性は否定されたが、間接交渉の道は依然として開かれていることが強調された」(ロイター)
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31 Mar 2025 01:03:46 GMT9
31 Mar 2025 01:03:46 GMT9
  • マフムード・ペゼシュキアン大統領が日曜日に述べたところによると、トランプ大統領書簡へのイランの返答が公式に初めて明らかになった
  • また、テヘランとワシントン間の緊張がさらに高まる可能性を示唆している

ドバイ:イラン大統領は日曜日、急速に進む核開発計画をめぐり、ドナルド・トランプ大統領からの書簡への返答として、テヘランが米国との直接交渉を拒否したと述べた。

マフムード・ペゼシュキアン大統領によるこの発言は、イランがトランプ大統領の書簡にどう対応したかを公式に認めた初めてのものである。また、この発言は、テヘランとワシントン間の緊張がさらに高まる可能性を示唆している。

ペゼシュキアン氏は次のように述べた。「今回の回答では、両国間の直接交渉の可能性は否定されたが、間接交渉の道は依然として開かれていることが強調された」

しかし、トランプ氏が間接交渉を受け入れるかどうかは不明である。2018年にトランプが米国をイランと世界の大国との核合意から離脱させて以来、長年にわたって間接交渉は成功していない。

トランプ大統領の提案は、イスラエルと米国の両国がイランに核兵器を保有させないと警告している中でのことである。イランが兵器級に近いレベルでウラン濃縮を進めていることから、軍事衝突の懸念が高まっている。これは、核兵器を保有する国のみが行っていることである。

イランは長年にわたり、その計画は平和目的であると主張してきたが、米国との制裁をめぐる緊張が高まり、またイスラエルとハマスとの間のガザ地区での戦闘における停戦が崩壊した後、同国の当局者は核開発を追求するとの威嚇を強めている。

トランプ大統領がホワイトハウスに戻って以来、同政権は一貫してイランの核兵器取得を阻止しなければならないと主張している。しかし、2月に国連の核監視機関が発表した報告書では、イランが兵器級ウランに近いものの生産を加速させていると指摘している。

AP

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