
国連:イスラエル軍が救急車に発砲した後に15人の医療従事者の遺体が発見されたラファ地区の集団墓地は、イスラエルがガザ地区で主導している「際限のない戦争」を象徴していると、水曜日に国連の援助担当官が述べた。
「命を救おうとしていた医療従事者が、まだ制服を着たまま、手袋をつけたまま、殺されたのを目にしたのは衝撃的だった」と、国連パレスチナ自治区人道問題調整事務所(OCHA)のジョナサン・ウィットール代表は語った。
「救急車が次々と攻撃された」と、ガザ地区での任務を終え、集団埋葬地を発見した後のビデオ会議で彼は述べた。15人の遺体のうち、8人はパレスチナ赤新月社のメンバーで、1人は国連職員であった。
国連事務総長のアントニオ・グテーレス氏も水曜日、殺害に対して嫌悪感を表明した。
「事務総長は、3月23日にイスラエル軍が医療および緊急物資輸送車列を攻撃し、ガザ地区で医療関係者および人道支援活動家15名が死亡したことに衝撃を受けている」と、ステファン・ドゥジャリク報道官は記者会見で述べた。
国連人道問題調整事務所(OCHA)は火曜日、救急医療チームの第一陣が3月23日にイスラエル軍によって殺害され、その後、行方不明となった仲間の捜索中に、他の緊急および支援チームが数時間にわたって次々と攻撃されたと発表した。
ガザ地区で数週間にわたる停戦期間を経て、イスラエルは3月18日に砲撃を再開し、水曜日には同地域の「広範囲」を占領するための軍事作戦の延長を発表した。
ウィットール氏は、ガザ地区の64%が避難命令下にあり、停戦終了以来20万人が根こそぎにされていると述べた。
また、国連世界食糧計画(WFP)が運営する25のパン工場は火曜日から閉鎖されていると彼は述べた。
「血、苦痛、死の無限ループであり、ガザは死の罠と化している」と彼は語った。「ここで起こっていることは良識を無視し、人道を無視し、法を無視している」
AFP