
ジュネーブ: 国連難民局は2025年初頭、1000人以上のスーダン難民が欧州に到達、あるいは到達を試みたと発表した。
スーダン軍と即応支援部隊(RSF)との2年にわたる紛争により、1200万人が避難を余儀なくされており、国連当局者は「世界で最も壊滅的な援助危機」と呼んでいる。
最近、ハルツームに帰還した人々がいる一方で、エジプトやチャドといった近隣諸国では、何百万人もの人々が厳しい選択に直面している。
国連難民機関のオルガ・サラード報道官は、ジュネーブでの記者会見で、1月と2月にヨーロッパに到着したスーダン人は約484人で、昨年の同時期より38%増加したと述べた。
また、約937人が救助されるか、海上で阻止され、リビアに戻った。
「人道援助が崩れ、戦争が収まらなければ、さらに多くの人々が移民に加わるしかない」
国連移民局によると、昨年の移民死亡者数は過去最高を記録し、その多くが世界で最も危険な地中海横断で命を落としたという。
ロイター