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スーダンの準軍事組織が事実上の首都を初めて攻撃:軍

2025年5月4日未明、ポートスーダンの空港が襲撃され、煙が立ち上っている。(ファイル/AFP)
2025年5月4日未明、ポートスーダンの空港が襲撃され、煙が立ち上っている。(ファイル/AFP)
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04 May 2025 12:05:15 GMT9
04 May 2025 12:05:15 GMT9
  • 準軍事組織は、3月に首都ハルツームの大部分を含む地域の支配権を失って以来、軍の支配地域に対するドローン攻撃の範囲と頻度を拡大している。
  • 国連機関もまた、数十万人の避難民が戦争からの避難先を求めているポートスーダンに事務所とスタッフを移転した。

ポート・スーダン:スーダンの準軍事組織が日曜日、紅海沿岸のポート・スーダンを攻撃したと軍が発表した。

即応支援部隊(RSF)は、ポートスーダンのオスマン・ディグナ空軍基地、物資倉庫、民間施設を自爆ドローンで攻撃した」とアブドゥラー陸軍報道官は声明で述べた。

同報道官は、死傷者は出なかったが、「被害は限定的だった 」と述べた。ポートスーダンの空港からは煙が上がっていた。

準軍事組織は、3月に首都ハルツームの大部分を含む地域の支配権を失って以来、軍の支配地域に対するドローン攻撃の範囲と頻度を拡大している。

土曜日には、スーダンの東部、エリトリアとの国境にあるカッサラで、最も近いRSFの支配地域から約400キロ(250マイル)離れている。

戦争初期、政府はハルツームからポートスーダンに移転した。

国連機関も事務所とスタッフをポートスーダンに移し、何十万人もの避難民が戦争からの避難を求めた。

2023年4月以来、スーダンの事実上の指導者アブドゥルファッター・アル・ブルハン将軍が率いる正規軍は、モハメド・ハムダン・ダガロ率いるRSFと、数万人が死亡し1300万人が根絶やしにされた残忍な戦争で戦っている。

この紛争により、アフリカで3番目に大きな国は事実上分裂している。

正規軍が中央部、東部、北部を支配し、RSFがダルフールの広大な西部地域のほぼ全域と南部の一部を支配している。

2月下旬、RSFとその同盟国はケニアで憲章に署名し、軍と同盟する政権に対抗する政府を樹立する計画を発表した。

AFP=時事

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