
ポート・スーダン:スーダンの準軍事組織が日曜日、紅海沿岸のポート・スーダンを攻撃したと軍が発表した。
即応支援部隊(RSF)は、ポートスーダンのオスマン・ディグナ空軍基地、物資倉庫、民間施設を自爆ドローンで攻撃した」とアブドゥラー陸軍報道官は声明で述べた。
同報道官は、死傷者は出なかったが、「被害は限定的だった 」と述べた。ポートスーダンの空港からは煙が上がっていた。
準軍事組織は、3月に首都ハルツームの大部分を含む地域の支配権を失って以来、軍の支配地域に対するドローン攻撃の範囲と頻度を拡大している。
土曜日には、スーダンの東部、エリトリアとの国境にあるカッサラで、最も近いRSFの支配地域から約400キロ(250マイル)離れている。
戦争初期、政府はハルツームからポートスーダンに移転した。
国連機関も事務所とスタッフをポートスーダンに移し、何十万人もの避難民が戦争からの避難を求めた。
2023年4月以来、スーダンの事実上の指導者アブドゥルファッター・アル・ブルハン将軍が率いる正規軍は、モハメド・ハムダン・ダガロ率いるRSFと、数万人が死亡し1300万人が根絶やしにされた残忍な戦争で戦っている。
この紛争により、アフリカで3番目に大きな国は事実上分裂している。
正規軍が中央部、東部、北部を支配し、RSFがダルフールの広大な西部地域のほぼ全域と南部の一部を支配している。
2月下旬、RSFとその同盟国はケニアで憲章に署名し、軍と同盟する政権に対抗する政府を樹立する計画を発表した。
AFP=時事