
ワシントン:ドナルド・トランプ大統領は月曜日、ホワイトハウスでイスラエルのガザ攻撃拡大計画について質問された際、ガザのパレスチナ人への食糧支援を行うという米国の公約を繰り返した。
トランプ大統領は、イスラエルの作戦についての見解は述べなかった。彼は大統領執務室で記者団にコメントした。
イスラエルの安全保障内閣は月曜日、ガザにおける軍事作戦の拡大を承認した。
国連や援助団体が、イスラエルによる2ヶ月以上の全面封鎖の後、飢饉が再び迫っている現地の人道的大惨事を繰り返し警告している中でのことである。
イスラエル政府高官は、作戦の拡大について「とりわけ、ガザ地区の征服と領土の保持、ガザ住民の保護のための南への移動が含まれる」と述べた。
別の治安当局高官は、「計画の中心的要素は、ガザ住民全体を戦闘地域から…ガザ南部の地域に大規模に避難させることだ」と述べた。
一夜にして閣議決定されたこの計画は、イスラエルがパレスチナ人に対し、領土からの退去を促しているなかでのことだ。
ガザ住民のための自主的な移住プログラムは…作戦の目標の一部になるだろうと治安当局高官は付け加えた。
欧州連合(EU)は懸念を表明し、イスラエルの自制を促した。
イスラエルは3月18日、ガザ全域で大規模な作戦を再開した。ハマスとの戦闘をほぼ停止させた2ヶ月間の停戦をどう進めるかで行き詰まる中である。
イスラエルはそれ以来、パレスチナ全域で集中的な空爆と地上作戦を展開している。
ガザの救助隊は月曜日、イスラエル軍の空爆で少なくとも19人が死亡したと発表した。
ロイター