
テヘラン:脳出血のため昏睡状態に陥ったイランのOPEC代表が土曜日、67歳で死亡した。国営通信社、IRNA(イスラム共和国通信)が伝えた。
ホセイン・カーゼンプール・アルダビーリー氏は2013年以来、石油輸出国機構(OPEC)のイラン代表を務め、低迷する原油価格を支える減産を目指した、近年の高官レベル会談にも出席した。同氏はまた1994年から2008年の期間もOPECのイラン代表を務めた。
イランは世界第3位の確定石油埋蔵量を有するが、米国が2015年イラン核合意から離脱し、重い制裁を課して以来、輸出は低迷している。
制裁は、近年の経済危機の悪化を招いた。