ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、10月15日に全首脳とアラブ連合事務総長を招待し、初のロシア・アラブ首脳会談を開催すると、ロシアの通信社がクレムリンの声明を引用して土曜日に報じた。

「この会談が、両国間の互恵的で多面的な協力のさらなる強化に貢献し、中東と北アフリカの平和、安全、安定を確保する方法を見つけるのに役立つと確信している」と、インタファクス通信は声明の中でプーチン大統領が述べたことを引用した。

アラブ連盟は中東とアフリカの一部のアラブ諸国からなる地域組織で、22カ国が加盟しており、同地域における政治、経済、軍事面での協力などを誓約している。

この報道は、ドナルド・トランプ米大統領が今週4日間にわたり湾岸地域を歴訪したことを受けてなされたもので、その際ワシントンは、サウジアラビアによる6000億ドルの対米投資の約束、王国への1420億ドルの武器売却、アラブ首長国連邦とのAIパートナーシップなど、いくつかの取引を取り付けたと述べた。

ロイター