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米国がガザに60日間の停戦を提案、計画が示される

(ロイター)
(ロイター)
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30 May 2025 12:05:24 GMT9
30 May 2025 12:05:24 GMT9
  • この計画はドナルド・トランプ米大統領と仲介役のエジプトとカタールが保証している:文書

ロイターが金曜日に見たガザに対するアメリカの計画は、60日間の停戦と、最初の1週間で28人のイスラエル人人質の生死を問わずの釈放、そして終身刑を言い渡された125人のパレスチナ人囚人と180人のパレスチナ人の死体の釈放を提案している。

ドナルド・トランプ米大統領と仲介役のエジプトとカタールが保証するというこの計画には、ハマスが停戦合意にサインし次第、ガザに援助を送ることも含まれている。

この計画では、恒久的な停戦が実現すれば、ハマスが最後の30人の人質を解放すると定めている。

ホワイトハウスは木曜日、イスラエルがアメリカの停戦提案に同意したと発表した。

パレスチナの過激派組織ハマスがロイターに語ったところによると、ハマス側はこの案を検討中で、金曜日か土曜日に返答する予定だという。

ハマスとイスラエルの間には深い溝があり、3月に決裂した停戦を復活させようというこれまでの試みを妨げてきた。

イスラエルは、ハマスが完全に武装解除し、軍事・統治勢力として解体されること、そして、戦争終結に同意する前に、ガザでいまだ拘束されている58人の人質をすべて返還することを主張している。

ハマス側は武器放棄の要求を拒否し、イスラエルはガザから軍を撤退させ、戦争終結を約束しなければならないとしている。

イスラエルは、2023年10月7日にイスラエル南部でハマスによる壊滅的な攻撃を受け、ガザでの作戦を開始した。イスラエルの集計によれば、この攻撃で約1200人が死亡し、251人のイスラエル人がガザに人質として連れ去られた。

その後のイスラエルの軍事作戦によって、ガザの保健当局によれば、54,000人以上のパレスチナ人が死亡し、飛び地は廃墟と化した。

ロイター

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