
ハルツーム:スーダンの即応支援部隊(RSF)が金曜日にエル・オベイドを空爆し、南部の主要都市にある病院で6人が死亡した。
「民兵は社会保険病院を無人爆撃し、6人が死亡、12人が負傷し、同時に重砲で住宅地を攻撃した」と陸軍筋はAFPに語った。
同市の主要施設であるエル・オベイド病院の医療関係者は、この犠牲者数を確認し、社会保険病院は無人爆撃機による攻撃で「損傷を受けたため」閉鎖を余儀なくされたと付け加えた。
エル・オベイドは、北コルドファン州の州都であるハルツームの南西400キロ(250マイル)に位置する戦略的都市で、2月に正規軍が包囲を解くまで、2年近くRSFに包囲されていた。
軍がハルツームを奪還したのも、一連の反攻作戦のひとつだったが、エル・オベイドはRSFの砲撃にさらされ続けている。
エル・オベイドは、軍の西方への補給路の重要な中継地点であり、包囲されたエル・ファッシャーは、広大なダルフール地域で唯一の州都である。
RSFと軍はここ数週間、エル・オベイドとエル・ファッシャーの間の道路で衝突を繰り返している。
木曜日、準軍事組織は、軍が今月初めに奪還した後、エル・オベイドの西約100キロ(60マイル)にあるアル・ホエイの町を奪還したと発表した。
アブドゥルファッター・アル・ブルハン軍総司令官とその元副官であるRSFのモハメド・ハムダン・ダガロ司令官との間の戦争は、2023年4月に勃発して以来、数万人が死亡し、1300万人が根こそぎにされている。
国連によれば、この紛争は世界最大の飢餓と避難民の危機を生み出している。
また、スーダンは事実上二分され、軍が中央部、東部、北部を、準軍事組織とその同盟国がダルフールのほぼ全域と南部の一部を支配している。
3月にハルツームを失って以来、RSFは2つの戦略を採用している。軍隊が支配する都市への長距離ドローン攻撃と、南部での反攻である。
木曜日には、準軍事組織も、軍が今月初めに奪還したエル・オベイドの南約100キロにある南コルドファン州のディベバトを奪還したと発表した。
南コルドファンの大部分は、RSFと同盟関係にある反政府勢力、スーダン人民解放運動北部のアブデラジズ・アル・ヒル派が支配している。
AFP