
サンクトペテルブルク:クレムリンは金曜日に、中東が「不安定と戦争の深淵」に陥っていると述べ、モスクワは事態を懸念しており、必要に応じて仲介役を務める用意があると述べた。
イランと緊密な関係にあるロシアは、イスラエルとも密接な連携を維持しており、米国に対しイランへの攻撃を自制するよう求め、テヘランの核開発問題をめぐる危機の外交的解決を呼びかけている。
金曜日に、ロシアが現在の状況に関してレッドライン(越えてはならない一線)を設定しているかどうか尋ねられたクレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、地域各国が独自のレッドラインを持つべきだと述べた。
「地域は不安定と戦争の深淵に陥っている」とペスコフ氏は述べた。
モスクワは、イスラエルが当面はイランに対する軍事行動を継続したいと考えていると見ているが、ロシアはイスラエルと米国との間で連絡チャンネルを維持しているとペスコフ氏は付け加えた。
ロイター