
ウィーン:国連の核監視機関は月曜日、イランが先週末の米軍の攻撃前に移動したとみられる高濃縮ウランへのアクセスを要求した。
国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシー事務局長は、「イラン、イスラエル、そして中東には平和が必要だ」と述べた。「我々は…イランの核施設に戻り、ウランの備蓄、とりわけ 60% に濃縮された 400 kg のウランの備蓄について説明を求める必要がある」と述べた。
グロッシー氏は、「米国のフォルドウ地下核施設への攻撃は「重大な損害」を与えた可能性があると述べたが、現地訪問なしでは評価できない」と付け加えた。
一方、イスラエルは月曜日、テヘランの悪名高いエビン刑務所と革命防衛隊の指揮センターに対し、新たな攻撃を実施した。映像には、刑務所の破壊された建物の瓦礫を捜索する救助隊員や、担架で負傷者を運ぶ様子が映っていた。
イスラエルは、テヘランへの攻撃は、イランの支配機構と、その権力を維持する能力に広範な打撃を与えることを目的としたものだと述べた。エビン刑務所は、イランの政治犯や治安犯の主要刑務所として長い間使用されてきた。また、著名な外国人囚人も数人収監されている。
ロイター