木曜日と金曜日に開催されたツーリズムEXPOジャパン2024へのサウジアラビアの参加は、特に日本との国際協力を通じて、成長する観光産業を後押しするというサウジアラビアの決意を示すものであった。
ツーリズムEXPOジャパンは毎年開催される世界最大級の旅行博であり、インバウンドおよびアウトバウンド観光を促進するため、世界各国・地域と日本全国の観光地が一堂に会する。
サウジアラビアの参加は、サウジアラビア独自の文化や遺産を強調することを目的とし、長年にわたるサウジアラビアの著しい文化的変貌と、サウジアラビアの存在感がその豊かな歴史を呼び起こすとともに、サウジアラビアの自然の魅力をアピールする。
万博のサウジ・ブースに展示されていたように、サウジ当局は、特に人里離れたところを旅し、他では見られない本物の体験を楽しみたい旅行者にとって、王国は冒険、文化、遺産に関して提供するものがたくさんあると信じている。
ツーリズムEXPOにおけるサウジの代表団は、ナバテア王国の遺跡である世界遺産マダイン・サーレハをはじめ、ベドウィンの文化や地元の料理などの観光名所に注目した。
また、日本人とサウジ人には、家族の伝統、年長者への敬意、伝統の継承、愛国心といった共通の価値観があることも指摘した。