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アサド政権時代の空軍将校がEUと英国の制裁下に置かれる

シリアの観測筋によると、アサド政権崩壊後、多くの高官が国外に逃亡したという。(提供)
シリアの観測筋によると、アサド政権崩壊後、多くの高官が国外に逃亡したという。(提供)
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26 Jun 2025 01:06:37 GMT9
26 Jun 2025 01:06:37 GMT9

ダマスカス:シリア内務省は水曜日、英国とEUの制裁下にある元空軍将校が拘束されたと発表した。

ダマスカス郊外のハラスタ地域の当局は、「犯罪者であるパイロットのミーザル・サワン元帥を逮捕した」と声明で発表した。

同省によると、彼は首都郊外の軍事空港で第20空軍師団を指揮するなど、いくつかの役職に就いていたという。

「彼はグータ地区で旧政権に反旗を翻している地域を爆撃するよう軍用機に命令を出すことに関与していると考えられている」

サワン容疑者はさらなる調査のため、テロ対策部門に移送されたという。

EUと英国の制裁リストには、1954年生まれのサワン氏がシリア空軍第20師団の司令官であることも記されている。

EUによると、彼は「2011年5月以降に勤務していた」という。この年、シリア紛争は反政府デモに対するアサドの残忍な弾圧によって勃発した。

「彼はシリア空軍の上級将校として、第20師団の管理下にある空軍基地から発進する航空機による民間地域への攻撃を含む、民間人への暴力的な弾圧に責任を負っている」とEUのリストは付け加えている。

12月に反体制勢力がアサドを追放して以来、新当局は時折、元警備当局者などの逮捕を発表してきた。

今月、当局は長年の支配者の従兄弟であるワシム・アサド氏を逮捕した。

シリア・オブザーバーによると、アサド政権崩壊後、多くの高官が国外に逃亡したという。

AFP

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