
ロンドン: 国連難民高等弁務官事務所に登録されたシリア難民1万5000人以上が5月以降、ヨルダンから母国に帰還した。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の報告によると、この数字は、1万500人近くのシリア難民がヨルダンのジャベール国境検問所から入国した4月に比べ45%増加したことになる。
12月のアサド政権崩壊以降、ヨルダンから帰国したシリア難民はヨルダンだけで7万5千人にのぼり、これは2011年に始まった内戦で国外に逃れたシリア人600万人(推定)の1%以上にあたる。
国連は3月の時点で、ダマスカスの政権交代後、120万人近くのシリア難民と国内避難民が帰国したと推定している。
SANA通信によると、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は5月、ヨルダンのコミュニティや難民キャンプから数千人の難民がシリアに移送されたと発表し、4月から大幅に増加したという。
2024年12月現在のUNHCRの数字によると、ヨルダンは約62万8000人のシリア難民を受け入れている。