
ロンドン:パレスチナ赤新月社(Palestine Red Crescent Society)のユーニス・アル=カティブ会長は月曜日、ロンドンのケンジントン宮殿を公式訪問した英国のウィリアム王子と会談した。
ウィリアム王子は、ガザ地区の人道的状況について話し合い、国際的な人道支援活動を強化する方法を探るため、ユーニス・アル=カティブ氏や同団体の代表者、英国赤十字のメンバーと会談した。
パレスチナ通信によると、王子のゲストは、ガザの状況の悪化、同地域で緊急性を増している人道的ニーズ、援助関係者が直面している課題、医療チームを保護する必要性について説明した。また、現在も続いているイスラエルの攻撃によって影響を受けている人々を支援するための努力についても検討した。
アル=カティブ氏は、1600人以上のパレスチナ赤新月社の職員とボランティアが、ガザで緊急医療サービスを提供し、救援物資を配布するために、非常に危険な状況下で働き続けていると述べた。2023年末にガザで戦争が始まって以来、イスラエルの攻撃や職務遂行中に28人の赤新月社職員が死亡したと付け加えた。
この会合は、赤新月社による、ガザで激化する危機を強調するための継続的な協調活動の一環である。ガザでは、紛争が続いており、55,000人以上のパレスチナ人が死亡しており、そのほとんどが女性と子どもである。