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米国がシリアのHTSの外国テロ指定を取り消す

マルコ・ルビオ米国務長官。(ファイル/ロイター)
マルコ・ルビオ米国務長官。(ファイル/ロイター)
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08 Jul 2025 04:07:52 GMT9
08 Jul 2025 04:07:52 GMT9
  • この動きは、トランプ大統領がシリアに対する米国の制裁プログラムを終了させる大統領令に署名した1週間後のことである。

ワシントン:ドナルド・トランプ大統領政権は、月曜日に提出された国務省のメモによれば、ヘイ・アット・タハリール・アル・シャム(HTS)としても知られるアル・ヌスラ戦線の外国テロ組織指定を取り消した。

6月23日付のメモはマルコ・ルビオ米国務長官の署名入りで、火曜日に正式に発表される前に連邦官報のプレビューに掲載された。

この動きは、トランプ大統領がシリアに対する米国の制裁プログラムを終了させる大統領令に署名した1週間後のことで、国際金融システムからのシリアの孤立を解消し、壊滅的な内戦後のシリアの再建を支援するというワシントンの公約に基づくものだ。

「司法長官および財務長官と協議の上、私はここに、ハヤト・タハリール・アル・シャム(およびその他の別名)としても知られるアル・ヌスラ戦線の外国テロ組織としての指定を取り消す」とルビオ氏はメモに記した。

ハヤト・タハリール・アル・シャム(HTS)は、以前はアルカイダのシリア支部(ヌスラ戦線)だった。12月、シリアのアフメド・アル・シャラア大統領はHTSを率い、他のイスラム反体制派とともに、シリアのバッシャール・アサド前大統領を追放する電光石火の攻撃を行った。

シャラア氏が率いるHTSは数年前にアルカイダとの関係を断ち、包摂的で民主的なシリアの建設を望んでいるという。

シリアの外務省はすぐにコメントを発表しなかった。

シャラア氏とトランプ大統領は5月にリヤドで会談し、大きな政策転換として、トランプはシリアに対するアメリカの制裁を解除すると予想外に発表し、ワシントンはその措置を大幅に緩和することになった。

ロイター

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