
ラマッラー:パレスチナ当局は、イスラエル軍が木曜日、占領下のヨルダン川西岸地区北部で 55 歳の男性を殺害したと発表した。イスラエル軍は、この事件は刺殺事件だったと発表している。
ラマッラーにある保健省は、イスラエルとの調整を担当する機関から、午前中にジェニン近郊のルマナで、兵士たちがこの男性を「射殺した」との情報があったと発表した。
イスラエル軍は、この村に派遣された軍隊が、兵士を刺して「軽傷」を負わせた男性を「無力化した」と別途発表している。
軍は通常、人を殺害した場合に「無力化した」という表現を使う。
1967 年からイスラエルが占領しているヨルダン川西岸地区では、2023 年 10 月のハマスによる攻撃がガザ戦争の引き金となり、暴力事件が急増している。
保健省によると、先週、ヨルダン川西岸地区ナブルス近郊で軍による襲撃で負傷した 12 歳のパレスチナ人少年が木曜日に死亡した。
同省によると、2023年10月7日以降、イスラエル軍や入植者によって、多くの過激派を含む少なくとも 951 人のパレスチナ人が殺害されている。
イスラエル側の発表によると、同期間に、パレスチナ人の攻撃やイスラエル軍の作戦で、少なくとも 35 人のイスラエル人が殺害されている。
AFP