
7月12日、ドバイ:イランのアッバス・アラグチ外相は土曜日、イラン議会が課した制限にもかかわらず、国際原子力機関と協力する方針を明らかにしたが、爆撃を受けた核施設への立ち入りは安全保障上の問題があると強調した。
新法は、国際原子力機関(IAEA)によるイランの核施設に対する今後の査察は、イランの最高安全保障機関である国家安全保障最高評議会の承認が必要であると規定している。
国営メディアは、アラグチ外相の「放射性物質の拡散や残留弾薬の爆発の危険性は深刻だ」という発言を伝えた。アラグチ外相は、「私たちにとって、IAEA の査察官が核施設に接近することは、安全保障上の問題であり、査察官自身の安全も検討しなければならない問題だ」と述べた。
イランの核監視機関との協力は停止していないが、新たな形となり、国家安全保障最高評議会によって指導、管理されることになる、とアラグチ氏はテヘランの外交官たちに語った。
ロイター