
ドバイ:シリア政府は、ダマスカスがレバノンにおけるシリア人捕虜の問題をめぐり、ベイルートに対し挑発的な措置を講じる計画があるとの報道を否定した。金曜日に情報筋が明らかにした。
シリア政府関係者は、シリアはレバノン拘置施設に収容されているシリア人捕虜の問題を最優先課題と位置付けており、両国間の公式チャンネルを通じて早期解決にコミットしていると述べた。
シリア政府に近い情報筋は以前、テレビ局の取材に対し、ダマスカスがベイルートに対し外交的・経済的な措置を強化する可能性を検討していると述べていた。
同情報筋は、レバノンがシリア人捕虜の運命を無視しているとして、措置の強化を検討していると主張したが、シリア政府関係者はこれを否定した。
シリア当局は、レバノンが2,000人を超えるシリア人捕虜のうち約3分の1の送還を遅らせていると非難している。
シリア人捕虜の行方は、レバノンが3月に送還準備が整ったと発表していたことから、シリア政府を苛立たせている。