
パレスチナ自治区ガザ市:ハマスは水曜日、イスラエルがガザ地区での軍事支配を維持したいとの意図があると非難し、停戦交渉が進展しているというイスラエルメディアの報道を否定した。
カタールの首都ドーハで行われている間接交渉は現在2週目に突入しており、パレスチナ領土におけるイスラエル軍の今後の駐留が主要な議題となっている。
武装組織は完全撤退を要求しており、先週、ガザの40%以上に部隊を残すというイスラエルの提案を拒否した。
イスラエルの公共放送局カンは水曜日、未確認の外国当局者の発言として、イスラエルの撤退地図の見直し作業が進められていると報じた。
しかし、ハマス政治局のメンバーであるバセム・ナイム氏は AFP に対し、「(イスラエルは)ガザ地区からの軍事撤退に関する新たな地図や改訂地図をまだ提出していない」と述べた。
「ガザ地区全体は現在、(イスラエルの)軍事支配下にある。現地で起こっていることは、(イスラエルが)ガザ地区内の軍事支配を長期的に維持・延長する意図と計画を持っていることを裏付けている」
また、ドーハで進行中の交渉で占領側が主張していることや、仲介者たちに伝えていることとは裏腹に、占領側がガザ地区からの撤退や戦争の停止にまったく意思がないことも明らかになっている。
ハマスを戦闘勢力として無力化したいイスラエルは、ハマスを柔軟性がないと非難しているが、火曜日、仲介者のカタールは、交渉は「行き詰まり」ではなく、期限も設定されていないと述べた。
AFP