
バグダッド:イラク当局によると、日曜日にイラク首都で、警察とイランの支援を受けるグループを含む国家公認の民兵組織との銃撃戦が発生し、少なくとも 1 人の警察官が死亡、14 人の戦闘員が逮捕された。
内務省は声明で、人民動員隊(PMF)の戦闘員たちが、新局長が就任式を行っていた農業省庁舎を襲撃したことを受け、バグダッドのカルフ地区で衝突が発生したと発表した。
PMF はアラビア語で「ハシュド・アル・シャアビ」と呼ばれ、主にシーア派の民兵組織で構成される連合体で、イラク国家治安部隊に正式に統合されており、イランと提携する複数の組織も含まれている。
内務省によると、PMF の戦闘員たちは行政会議中に建物に乱入し、職員たちにパニックを引き起こし、警察に通報された。
治安当局と現場にいた 3 人の従業員によると、戦闘員たちは、同事務所の前所長の交代を阻止したかったとのことだ。
ムハンマド・シア・アル・スダニ首相直属の合同作戦司令部は声明で、拘束者は PMF メンバーであり、司法当局に引き渡されたことを確認した。警察と病院の関係者によると、少なくとも 1 人の警察官が死亡、9 人が負傷した。
同司令部は、スダニ首相が事件の調査委員会を設置するよう命じたと発表した。
声明によると、逮捕された戦闘員は「PMF 第 45 旅団および第 46 旅団」に所属している。イラク治安当局者および PMF 内部の情報筋によると、両旅団はイランと提携するイラク武装組織「カタイブ・ヘズボラ」に所属している。
ロイター