
国連、米国:イスラエル国連大使が日曜日に語ったところによると、国連安全保障理事会は、ガザの人質に関する緊急会合を開催する予定である。
イスラエルのダニー・ダノン国連大使は、パレスチナの過激派組織ハマスが拘束している人質のうち2人がやせ細っている様子を映したビデオに怒りの声が上がるなか、この発表をソーシャルメディアに投稿した。
ダノン氏は、「ガザの人質の悲惨な状況について、今度の火曜日に特別緊急会合を開催する」と述べた。
ビデオでは、ガザの悲惨な人道的状況について言及されており、国連が命じた専門家は “飢饉が進行中 “と警告している。
イスラエルはガザへの援助物資の搬入を厳しく制限しているが、国連機関や人道支援団体、アナリストによれば、イスラエルが搬入を許可した物資の多くは略奪されたり、混乱した状況で横流しされたりしているという。
多くの絶望的なパレスチナ人は、管理されたルートを通じて配給される援助を命がけで求めている。
日未明、ベンヤミン・ネタニヤフ・イスラエル首相は、人質に食料を届けるために赤十字国際委員会の協力を要請した。
これに対してハマスの武装組織は、赤十字が人質にアクセスすることを認めるが、食料と援助のための「人道的回廊」が「ガザ地区の全地域にわたって」開かれる場合に限る、と述べた。
アル=カッサム旅団は、「人質を意図的に飢えさせたわけではない」と述べたが、ガザにおける「飢餓と包囲という犯罪の中で、特別な食糧の特権を受け取ることはないだろう」と述べた。
ここ数日、ハマスとその同盟国であるイスラム聖戦は、現在進行中の戦争の引き金となった2023年10月7日のイスラエル攻撃で捕らえられた2人の人質を映した3本のビデオを公開している。
ロム・ブラスラフスキー氏とエヴィヤタル・ダヴィド氏の映像は、2人とも衰弱し栄養失調に陥っているように見え、イスラエルでは停戦と人質解放の取引を求める声が再び高まっている。
AFP