• 国連：2025年5月にアメリカの支援を受けたグループが活動を開始して以来、飛び地で援助を受けようとした1,000人以上が死亡している。
• カイロ／ガザ：保健当局によれば、少なくとも40人のパレスチナ人が、イスラエル軍の銃撃とガザへの空爆によって死亡した。

カイロ／ガザ：保健当局によれば、少なくとも40人のパレスチナ人が、イスラエル軍の銃撃とガザへの空爆によって死亡した。

地元の医療関係者によると、この10人は、ガザ中心部と南部にある、米国が支援するガザ人道基金が所有する援助施設の近くで、2回に分けて死亡したという。国連によると、2025年5月にGHFが活動を開始して以来、飛び地で援助を受けようとして殺された人は1000人を超え、そのほとんどはGHFの拠点近くで活動するイスラエル軍によって射殺された。

「GHFに行った人は皆、小麦粉の袋を持って帰ってくるか、殉教者として（木製の担架で）運ばれて帰ってくるか、負傷して帰ってくる。誰も無事では帰ってこない」と40歳のパレスチナ人ビラル・タリさんは語った。

ガザの保健当局によると、彼は月曜日にガザ市のアル・シファ病院に集まった弔問客の一人で、一日前にイスラエル軍の銃撃によって殺された愛する人の遺体を回収するために集まったという。

日曜日に、少なくとも13人のパレスチナ人が、イスラエルとガザ地区北部の国境にあるジキム交差点で国連の援助トラックの到着を待っている間に殺された、と当局者は付け加えた。

病院では、いくつかの遺体が分厚い模様の毛布に包まれていた。イスラム教の埋葬で特別な意味を持つ白い覆いが、イスラエルによる国境封鎖が続き、毎日の死者の数が増えているため、不足していたからだとパレスチナ人は語った。

「私たちは戦争を望んでいない。私たちは路上で、空腹で、体調が悪く、女性は路上に放り出され、人間らしく普通の生活を送るためのものは何もありません」

日曜日と月曜日に発生した銃撃事件について、イスラエルからのコメントはすぐに得られなかった。

イスラエルは、ハマスがガザを苦しませていると非難し、より多くの援助がガザ住民に届くよう、一部地域での戦闘の一時停止、空からの援助物資の投下、援助物資輸送のための保護ルートの発表などの措置をとっているという。

飢えによる死

一方、ガザ保健省が月曜日に発表したところによると、この24時間で、さらに5人が餓死または栄養失調で死亡した。この新たな死者によって、戦争が始まって以来、飢えで死亡した人の数は、子ども93人を含む180人に上った。

国連機関は、食料の空輸は不十分であり、イスラエルは陸路ではるかに多くの援助物資を送り込み、速やかにアクセスを容易にする必要があると述べている。

援助を調整するイスラエルの軍事機関COGATは、この1週間で、1,200台のトラックに積まれた23,000トン以上の人道援助物資がガザに入ったが、そのうちの数百台は、国連やその他の国際機関による援助物資の配給拠点にまだ運ばれていないと述べた。

ハマスが運営するガザ政府のメディアオフィスは日曜日に、イスラエルが7月下旬に制限を緩和して以来、600台以上の援助トラックが到着したと発表した。しかし、目撃者やハマス筋によると、これらのトラックの多くは、絶望した避難民や武装ギャングによって略奪されているという。

パレスチナと国連の当局者によると、ガザは人道的要求を満たすために1日あたり約600台の援助トラックを必要としており、これはイスラエルが戦争前にガザへの入国を許可していた台数だという。

イスラエルの数字によれば、ガザ戦争は、ハマスが2023年10月7日にイスラエル南部への攻撃で1,200人を殺害し、251人を人質に取ったことから始まった。イスラエルの攻撃は、ガザの保健当局によれば、その後6万人以上のパレスチナ人を殺害した。

イスラエル当局によると、現在ガザには50人の人質が残っており、そのうち生存が確認されているのはわずか20人だという。

ロイター