
モスクワ:ロシア外務省が発表した声明によると、エルサレム近郊のジヴァット・アサフ入植地付近でロシアの外交車両が襲撃されたとされる事件を受けて、ロシアはイスラエルに正式に抗議した。
ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は声明の中で、「7月30日、イスラエル外務省に公認されたロシア外交団の職員を乗せた、外交官ナンバープレートを付けたロシア連邦代表部の車両が、エルサレム近郊のイスラエルの違法入植地ギジヴァット・アサフ付近で、入植者の一団に襲撃された」と述べた。
この事件は、「現場に居合わせたイスラエル軍関係者が、襲撃者の攻撃的な行動を止めようとしなかったため発生した」、と彼女は付け加えた。
ロイターはロシア外務省の報告を独自に確認することはできなかった。
ザハロワ氏は、テルアビブのロシア大使館がイスラエル当局に公式の抗議文を提出したと述べた。
ロイター