
アラブニュース
カイロ: ヨルダンではCOVID-19の拡大を阻止するために導入された規制を政府が緩和したことにより、来週からモスクおよび教会での礼拝の解禁が始まる。
ヨルダン王国のイスラーム担当大臣ムハンマド・ハラーイラは礼拝者が金曜日の礼拝をできるようにモスクを6月5日に再開すると語った。4月以降モスクでの礼拝は禁止されていた。
大臣によると、モスクはまず、ムスリムが集まって行う義務がある金曜日の礼拝のために開放されるという。
しかし、その他の日常の礼拝については、モスクではアザーンを唱えることのみが許可され、礼拝者は家で礼拝をすることが求められることとなる。
同じく、ヨルダンの教会会議の議長であるクリストフォルス・アッタラー大主教は6月7日日曜日の教会再開を発表した。
アッタラー大主教は教会の再開には、礼拝者が安全対策に従う必要があると語った。
老人や症状を示している人はモスクおよび教会での礼拝を避ける必要があると、両宗教関係者は述べている。